奥山峰石展

森林整備課山田さん
森林整備課山田さん

あついですね~

じめじめですね~

この時期はアトピーが悪化するのでちょっとしんどいです。。早く梅雨明けしてほしいよう(入ったばかりだけど)

 

鍛金の人間国宝 奥山峰石さんの展示を文翔館(昔山形のお役所だったレトロな素敵な建物)で見てきました。金工生活60周年の記念展だそうです。

久しぶりに、十分に手間と時間が濃密にかけられた金属 を見たように思います。銀の柔らかい肌とか、赤銅(金と銅の合金で黒色)の漆みたいな深い色は、見ているだけで心が平らかになる気がします。

自分が同じ技法をちょこっとですが勉強したことがあるので、奥山さんがいかにものすごい技術で仕事をしているか…くらくらしました。一番大きな、春と冬の桜を表現した作品は、70歳に作り始めて、木の枝を切り抜くのに2ヶ月、ヤスリがけに2ヶ月、切り抜いた桜の花びらは7000枚以上…出来上がるまで3年かかったそうです。七宝の研ぎが面倒とか言ってる場合じゃないと反省しました。。

DVDもとても良くて、閉館しなかったら2回観たかった~ご自宅の作業場が意外と普通の部屋の一室というかんじで、良い作品つくるのに「っぽさ」みたいなのってあんまり関係ないのだなあと思いました(こだわりたいけどね)

ご本人もいらしてて、なぜかサイン?を求められたりしていました。私もちょこっとお話できて感激~因みに使ってる銀ローは5分ローだそうです^^