だいぶ体調も良くなってきたので、先日、教会のひとたちと東松島に行ってきました。
テレビで見た風景が普通に広がっていました。船がその辺に転がっていたり、電柱が曲がっていたり、外観は大丈夫そうでも室内は真っ黒だったり。 1階が浸水したお宅の床板をはがして、泥出しをしたのですが、 たぶん、新しいお家で、こだわりをもって暮らしていらしたんだなあというのが家具とかお家のつくりから伝わってきて、でも、どろどろの床を無理やり壊しました。
無理しないようにとかなり休み休みやっていたので、バリバリ作業していたひとに比べると私行った意味ないかもというかんじでしたが、それでも暑さとヘドロの臭いと重さでとても疲れました。
地域全体に疲労感のようなものが漂っていました。震災から1週間後ならわかるけれど、2ヶ月以上経ってまだ手のつけられていないところがものすごく沢山あって、これじゃあがんばろうとかとても思えない…他人の家だからいいけれど、自分の家だったらできない作業だと思います。
やってもやっても先が見えなくて、丸一日やってこれしか片付かないのかと思うと全く達成感がなく、
もやもやした気持ちと泥まみれで帰ってきました。
http://usio.feliseed.net/paetone/
↑これは
好きな漫画家の山岸涼子さんが、20年前に描いている原発反対の漫画です。
ウェブ上で無料で見られます。仕組みとかわかりやすく描いてあります。
ダ・ビンチで最近まで「テレプシコーラ」を連載してた方ですよ。
話は飛びますが最近、DVDで「魔女の宅急便」と「南極料理人」(読みの音が似てる)を観ました。
魔女の宅急便は十何年かぶりに観たのですが、ああ、この映画ってこんなに、キキの微妙な心の動きを描いていたのかと、今まではストーリーとか音楽しか観てなかったんだなあとハッとしました。ジブリがどうして大人にも愛されるアニメなのか、今更分かった気がします。
南極料理人は、出てくるお料理がものすごく美味しそうです。ラーメンを食べるシーンがあるのですが、その場面を私はプリンを食べながら観ていたんですけれど、そのラーメンがあまりに美味しそうで、画面から匂いとか湯気が伝わってくるようで、一瞬プリンからラーメンの味がしたような気がしたほどでした。
写真はやっとリニューアルした色見本。
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