「暮らしの手帖」という好きな雑誌があるのですが。
その雑誌を立ち上げた編集者の大橋鎮子さん(90歳)という方の自伝みたいな本を読みました。
戦後のモノがなかった時代に、ちょっとでも豊かな暮らしの助けになるように…って「暮らしの手帖」を作り始めたそうなんですが、その、雑誌をつくりあげる情熱というかこだわりがものすごい。
暮らしの手帖は広告が一切ない雑誌で。
それは、雑誌の中に「商品テスト」って色んなメーカーの同じ商品をテストするページがあるんですけど、
広告を載せるとどこかの企業に媚びなくてはいけなくなる、それでは読者に対しての誠実、公平さに欠ける、ということで、戦後~現在まで、広告は載せないスタンスを続けているんだとか。
そしてその商品のテストの仕方がはんぱなく徹底しているのです。今まであんまり気をとめなかったページだけど、これからは心して読まねば。。
ほかにも ええー と思うことばかり書いてあり、こんなにこんなに丁寧で真摯にものづくりをしているなんて…信じられないけれど見習いたいと思いました。とっても全部は見習えそうにないですが。。
それから最近、西尾維新を読んでるのですが。
かなり久しぶりに読むライトノベルで、懐かしさもありつつ、
ライトノベルをなめちゃいけないな~とおもいます。
草津の図書館はびっくりするほど小さくて、空気がゆるやかすぎるかんじです。。
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ウメ (火曜日, 13 7月 2010 19:45)
おもしろそう~
暮らしの手帖のなりたちみたいなもの知らなかった~!
広告のはなしも、感心して関心をもちました。
sumine (水曜日, 14 7月 2010 20:02)
感心して関心をもってくれて有難う 笑